一眼ムービーとは何か?
こんにちは、ZOOMYです!
最近、フォトグラファーの方々が、
映像を撮ってくれと頼まれる機会が増えているそうです。
その理由は、一眼ムービーがとても流行っているからです。
そんな話を先日書いたところ、
「一眼ムービーって何?」
と妻に聞かれたので、今日はその話をしたいと思います^^;
一眼ムービーとは、ズバリ一眼レフカメラで撮影した映像のことです。
一眼レフカメラの映像機能が注目されだしたのは、2010年代の始めです。
それまで、一眼レフカメラでは写真しか撮影できませんでした。
記録媒体にDVテープを使うのが主流だったからです。
しかし、メモリーカード容量の発達により、
小さなSDカードでも大量の映像データを書き込めるようになりました。
その技術革新により、瞬く間に一眼ムービーは広まりました。
一眼ムービーの魅力は、何といっても、そのボケ足です。
スマホのカメラや、ホームビデオカメラに比べ、
一眼レフは高級なレンズを使用するため、背景がぼけぼけな映像を撮れます。
↓↓例えばこんな映像(0:28〜くらい)
一眼ムービー以前は、このような映像を撮影しようと思うと、
30〜40万円以上する大きな業務用カメラを使用するしかありませんでした。
しかし、一眼ムービーなら、10万そこそこでそれが実現できます。
さらに、一眼レフカメラは自由にレンズを交換できます。
ビデオカメラでレンズ交換をしようと思うと、
100万円クラスの高級機を買わなくてはなりません。
一方の一眼レフでは、シーンによって気軽にレンズで遊べます。
それも大きな魅力の一つです。
一眼ムービーの誕生により、映像産業は大きな転換点を迎えています。
しかし、それを使いこなしている人はまだあまり多くないようです。
特に、最初にご紹介したフォトグラファーの方々が一眼ムービーに挑戦する場合、
映像編集の問題がネックになるそうです。
編集とは、一言で言えば「物語を作る」という行為です。
物語を作る訓練なんて、普通のフォトグラファーは受けたことがないので
戸惑ってしまうんですね。
つまり、物語の作り方さえわかれば、
あなたも平均点以上の一眼ムービーを制作できる可能性があるということです。
幸い、僕は10年以上ドラマやドキュメンタリーの現場で
「物語とは何か?」ばかり考えてきました。
今後は、簡単な物語論についてもご紹介していこうと思います!
PS.
先日、俳優の竹中直人さんの一眼ムービーを作りました。
↓↓そのときの映像
レコードストアデイという音楽のイベントです。
そのイベントの終わり際にちょっとしたハプニングが。
「ZOOMYさん、記念写真を撮ってもらえませんか?」
と突然頼まれたのです。
その理由はもちろん、僕が一眼レフカメラを持っていたからです。
しかし、映像と写真だとカメラの設定が違います。
ちょっと焦りましたが、何とか切り抜けました。
最初にご紹介したフォトグラファーの逆パターンですね。
写真と映像の境界はどんどんなくなってきています。
これからは両方できる人が生き残っていくんだろうと思います。
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